Profile

出演 / 音楽 L'Arc-en-Ciel(ラルク アン シエル)

Vocal: hyde / Guitar: ken / Bass: tetsuya / Drums: yukihiro

1991年
tetsuyaを中心に大阪で結成。
1993年
アルバム「DUNE」がインディーズチャート1位を獲得。
1994年
ビデオシングル「眠りによせて」(Ki/oon Records)にてメジャーデビュー。
これまでに39枚のシングル、12枚のオリジナルアルバムをリリース。
1996年
アルバム「True」で初のミリオンセラーを達成。
1997年
12月に行われた東京ドーム(キャパシティ:5万人)のコンサートチケットは、同ドーム公演史上最速の4分で完売。
1999年
2枚同時リリースのアルバム「ark」「ray」では、600万枚のセールスを記録し(アジア7ヵ国同時発売)、『1999 GRAND CROSS TOUR』では65万人(全12公演)を動員(アジア各国へ生中継)。
2004年
アメリカ/ボルチモアにて初の海外ライヴを行い1万2千人を動員。
2005年
韓国/ソウル、中国/上海にてライヴを行い、各1万人を動員し大成功を収める。
2006年
11月の『15th L'Anniversary Live』東京ドーム公演は世界25ヵ国で放映、また、結成15周年を記念して新たに再リリースされた初期シングル15作が、すべてシングルランキングTOP30入りを果たす。TOP30内への15作同時ランクインは歴代1位の快挙。
2008年
4月より『TOUR 2008 L'7~Trans ASIA via PARIS~』を行い、東京ドーム公演を含む世界7大都市10公演、総動員数32万人を記録。フランス/パリ公演の模様は日本のみならず、フランス国営放送でも特集番組が放送されるなど異例の反響を呼んだ。
2010年
1月にリリースされたシングル「BLESS」は、「NHK バンクーバー2010 放送テーマソング」として記憶に新しい。
2011年
1月1日0:00開演で2年半ぶりとなるライヴ『L'A HAPPY NEW YEAR !』を幕張メッセにて開催。バンド結成20周年を迎え、5月に東京/味の素スタジアムで行われた『20th L'Anniversary LIVE』(2Days)は両日ともチケットは即日ソールドアウト、国内はもちろん、海外6都市の映画館にて同時生中継も実施するなど、10万人以上を動員する結果となった。9月からは約3年ぶりの国内ツアー『20th L'Anniversary TOUR』も行われ、20周年にしてさらにその存在が唯一無二であることを国内外に強くアピールした。このツアーでは演出に映画監督の紀里谷和明氏を起用、強大なバンドパワーとLED映像を融合させた幻想的且つダイナミックなステージングで彼らが世界レベルであることを証明した。
2012年
3月3日の香港公演を皮切りに、アジア、アメリカ、ヨーロッパを巡る『WORLD TOUR 2012』を敢行。ニューヨークでは日本人初となるマディソン スクエア ガーデンでの単独公演、ファイナルの日本公演ではロックバンドとして初の国立競技場公演を行うなど、バンドにとって通算3度目となった、このワールドツアーは過去最大規模となり、海外11都市で10万人以上の観客を動員、日本公演も含む動員数は45万人を超えた。その活動に更なる期待が高まるなか、2014年3月、自身二度目となる東京国立競技場でのライヴ「L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at国立競技場」が開催された。
1日8万人、2日間で全16万人の動員は、ライヴにおける国立競技場史上最大動員数となる。場内を取り囲む客席は360度開放型、ステージ背後のメインスタンドにまで観客を収容し、100台以上のプロジェクターを使用した世界最大規模の3Dモデリングによるプロジェクションマッピングなど、一大スペクタクルと呼ぶに相応しい未曾有の演出で来場者の度肝を抜いた。チケットは即完売となったが、日本全国37ヵ所の映画館での完全同時生中継をはじめ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、台湾、香港でも、その映像が上映され、ライヴの興奮を世界中のファンが共有した。またこのステージでは、新曲の「EVERLASTING」が初披露された。
そして5月には、改装のためその長い歴史の幕を閉じる国立競技場のファイナルウィークイベント「SAYONARA国立競技場FINAL WEEK JAPAN NIGHT」に出演、国立競技場で行われる音楽イベントの最後を締めくくった。
8月13日に、新曲「EVERLASTING」が、11月12日には、Blu-ray/DVD 「L'Arc-en-Ciel LIVE 2014 at国立競技場」がリリースされる。12月5日には、WORLD TOUR 2012に密着した映画『Over The L'Arc-en-Ciel』が公開となる。日本が世界に誇るモンスターバンドL'Arc-en-Ciel。突然出現する虹が人々に驚きや喜びや希望を与えてくれるように、今後の彼らの活動から目が離せない。

Director

監督 Ray Yoshimoto(レイ ヨシモト)

1969年、サンフランシスコ生まれ。
1992年にUCLAを卒業し、代理店で勤務。その後オレゴン州ポートランドへ移り、1994年にWieden+Kennedy Portlandに勤務。その後USCの映画学校に通った後、2000年に来日。以降、東京を拠点に、監督としてアフラック、アサヒビール、コカ・コーラ、ホンダ、マイクロソフト、三菱自動車、MTV、ナイキ、パナソニック、トヨタ、その他数多くの企業CMほか、ショートフィルムなどを手掛ける。現在、全米監督協会に所属している。

Ray Yoshimoto監督インタビュー
企画/オファーの経緯

僕はサンフランシスコ生まれのアメリカ人で、日本で暮らしているのは2000年以降。だからL'Arc-en-Cielがデビューして、瞬く間にブレイクしていった頃のことは、リアルには体験していません。その意味で、僕は(L'Arc-en-Cielにとって)完全なアウトサイダー。今回の仕事のオファーを受けた時も、はっきりこう答えました。「L'Arc-en-Cielをよく知っている人が撮るものとは違うものになる。僕が提供できるのはアウトサイダーとしての視点です」と。ただ今回ドキュメントした2012年のワールドツアーは、L'Arc-en-Cielをグローバル展開していきたいという意向があった。だから彼らを知らない人たちにも紹介できる映画を撮れる人間として、僕が選ばれたのだと思います。

L'Arc-en-Ciel4人のキャラクターについて

hydeさんはやっぱりドシッとしてますよね。いつも落ち着いていて、フロントマンの揺るぎない存在感がある。例えば途中で何回か、僕が「これは撮っていいのかな?」と戸惑ったことがあったんですけど、彼は「いや、撮ってほしいから撮ってもらっているのであって、どんどん遠慮せずにカメラを回してください」と。「いやだと思った時は、いやだと言うから」って。その時は「かっこいいな、この人」と思いました。
kenさんはインタビューとかではあまり話さないですけど、明るい性格。いつもハッピーな感じ。ジョークが好きで、少年っぽい無邪気さが魅力的でしたね。
tetsuyaさんはさすがリーダーというか、一番雄弁だし、非常にクレバーな人です。周りからも「すごく頭がいい」「記憶力がいい」と言われていて、まさにそうだなと。例えば僕が言ったことも結構覚えていたりする。こちらの記憶違いを指摘されることもありました(笑)。
yukihiroさんは、本当にしゃべらないイメージがありますよね。だから正直、僕も慎重になっていたんですよ。でも、徐々にこちらのことを受け入れてくれた部分もあって、いろいろ話してくれたところが映画本編にも出ていると思います。もしかしたらL'Arc-en-Cielファンにとっても、この映画では彼の姿が「一番の発見」になるのかもしれません。
基本は静かな人たちなんですけど、リラックスしている時はみんなくだけた雰囲気になりますし、その穏やかな姿は映画の中にもたくさん映っていると思います。あと僕はメンバーたちと年齢も近いし、そういう親近感もあったかもしれない。育った国は違っても、同世代だとある程度文化的背景もシェアしていると思うんですね。インスパイアされた音楽とか。

各国のファンの印象

例えばL'Arc-en-Cielのことをインターネットで検索してみると、海外ではアニメのテーマソングとしてヒットしている部分もありますよね。だけど実際、各国のファンに「なぜ彼らのことが好きですか?」と聞いたら、純粋に「音楽が好きです」とみんな答えるんです。正統派のロックバンド、ロックミュージックとして好き、という意見はどの国のファンも共通していましたね。
その中でもパリのファンは「感性で聴いている」印象を受けました。抽象的な言葉で説明したり、あるいは言葉では言い表せない世界観の魅力、ということをよく言っていましたね。
ジャカルタも似たような感じだけど、熱気がすごかったですね。L'Arc-en-Cielがやって来たのは初めてだから、「ずっと待っていました」というファンの気持ちが渦巻いていました。シンガポールもそうですね。
日本のバンドといえば、そのファンもコスプレしている人が多いとか、オタクっぽい人が多いとかっていうイメージがあるんだけど、ニューヨークでもどこでも、要は普通の人たちが観客として来ていました。僕自身もL'Arc-en-Cielは優れた王道のロックバンドだと思います。例えば時にはレディオヘッドを思わせたり、ある時はクイーンを連想したり。

観客へのメッセージ

僕としては、例えばL'Arc-en-Cielのことをまったく知らない遠い国の人たちが観ても面白い映画になっているといいな、と思っています。
やっぱりL'Arc-en-Cielというロックバンドは、20年も第一線で活躍している人たちなわけだから、僕は何より彼らのプロフェッショナルな姿勢に圧倒されました。ひとつの世界で長年トップを走り続けている人たちが、いかにして自分たちの表現や仕事に取り組んでいるか。それがこの映画には生々しく記録されている。
だからどんな職業の人でも、たとえ音楽をまったく聴かない人でも、L'Arc-en-Cielをリスペクトできるようになればと思うのです。もちろんファンの人たちにも、「プロフェッショナルとしてのL'Arc-en-Ciel」のすごさを改めて実感していただけるとすごく嬉しいです。